沖縄黒糖
八つの島で作られている沖縄黒糖は島によって味も香りも色も食感もそれぞれ異なり個性を発揮しています。
粟国島産黒糖
かつて粟の産地だったことが島の名前の由来になっているが、現在は黒糖と塩で有名。
多良間島産黒糖
宮古島と石垣島のほぼ中間に位置し、中央にさとうきび畑が広がる小さな純農村の島、
黒糖はこげ茶色をした長方形で、硬めのしっかりした粒、一目で他島と判別ができる。
西表島産黒糖
沖縄本島に次ぐ大きな島で、”東洋のガラパゴス”ともいわれる西表島。
イリオモテヤマネコなどの希少動物が生息している。黒糖は八つの島の中でも色白。
波照間産黒糖
石垣島の南西方56㎞に位置する波照間島は日本最南端の島。
南十字星がよく見える島としても有名。
唯一の特産品の黒糖は、ゴロっと大粒でシャリシャリとした食感が魅力。
イリオモテヤマネコなどの希少動物が生息している。黒糖は八つの島の中でも色白。
伊江島産黒糖
沖縄本島の本部半島から北西へ約9km、フェリーで30分ほどに位置する離島。
比較的白っぽく、コロッと小ぶりで愛嬌のある形。
黒糖のある暮らしを
古くから沖縄では、亜熱帯の気候を生かしてさとうきびを栽培し、
黒糖を作ってきました。かつては県全域にあった黒糖工場も現在は八つ
の島(伊平屋島・伊江島・粟国島・多良間島・小浜島・西表島・波照
間島・与那国島)のみとなり、さとうきびの汁を搾って、そのまま煮詰
めるという昔ながらの製法を守りながら沖縄黒糖を作り続けています。
沖縄県黒砂糖協同組合・沖縄県黒砂糖工業会 しおりより
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